投稿日時 2013-11-13 22:29:14 投稿者 草介 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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異世界トリップした女子高生と魔王様のお話。 魔王を子供だと思ってる女子高生に不満を持つ魔王。 ***** 彼女は絶対に俺の相手をしない。いつだって”もっと大きくなったらね”と言って曖昧に笑いながら外へと出て行ってしまう。 そして知らない外の匂いを身に纏ってただいまと言うんだ。もっとこの体が大きければ彼女は俺を見てくれるのだろうか?もっと大きくなったら? どのくらい?悲しい、寂しい、どうして、どうしてどうしてどうして、このままの俺じゃ駄目なのだろうか。 彼女の短いスカートを掴んで見上げれば「なあに?」と笑って俺の頭を撫でてくる。優しい優しい彼女は今日も笑って俺の表情を歪ませる。 |
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